バベルに問う

攻撃力1300、守備力2000、ホスピタリティ精神0

バベルに問う

巨人のレイサムについて私が知っていること

 

 

仕事でミスをしてしまった。

 

 

少し時間に余裕があり、給湯室にできたコーヒーのシミが目立ったいたので、

それをスプレーでしゅっしゅして掃除していたところ、スプレーを誤射し、コーヒーメーカーのコンセントにシュート。

それ以降オフィスがコーヒーの香りに包まれることはなくなりました。

 

いつもこうだ

 

私はドジっ子なのかもしれない。

 

大学サークルにて、大学側が部室の点検に来るという知らせを受け、

他サークルから貰った酒類を隠さねば!と思い、みんなで掃除していた時、

私はさつま白波の瓶を落として割ってしまった。

それ以降部室が白波の香りに包まれることになりました。

 

 

なんだというんだ

 

振り返れば私の善意は凶器になりうる。

良かれと思ってやったことが裏目に出てしまう。

初めからこんなことしなければ、、

 

自分の善の行いに対しての自責の念が襲いかかります。

 

 

 

そんな時にいつも心の中に現れてくれる一人の助っ人がいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリス・レイサム

 

 

 

私は野球全然詳しくないのですが、彼が心の救いであります。

2003年に巨人で活躍された外国人助っ人なのですが、

 

まだツーアウトなのに観客席へボールを投げ入れてしまうミスをしてしまい、

結果として巨人は一点とられてしまいました。

レイサムについて私が知っていることは以上です。

 

兄が野球好きということもあり、偶然この中継を見ていた私は興奮を抑えきれず、

次の日学校で普段話さない野球好きグループの人たちに話しかけ、

昨日のレイサムの話題で盛り上がったのを覚えています。

 

野球については本当に詳しくないものですから、

プロとしてあるまじきことだとかそんなのは知らないですし、

そもそも彼以外にもこのような過ちを犯した選手がいるのかもしれませんし、

ましてや日常的にあることなのかもしれません。

 

しかし、私の中でレイサムがした行為はとても輝いて見えました。

 

きっと彼はファンサービスがいいのでしょう。

サインを求められても嫌な顔ひとつせず応じてくれるのでしょう。

そんな彼の性格が災いしてこのような痛ましい事件が起こってしまったのです。

 

 

心のレイサムはいつも教えてくれます。

 

「1点失っても、次にお前がホームランを打てばいい。(レイサムは全然活躍していないそうですが)でも、善意を失ったらもう取り返せないんだよ。」

 

 

「ありがとうレイサム…」

 

私は泡まみれのコンセントに呟いていました。

 

 

 

今も巨人で頑張っているのかい?

 

私たちはまだツーアウトだぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

tennguman

 

 


巨人・レイサム 伝説のボーンヘッド…